妊娠したい人のための不妊検査

結婚して避妊をしていない状態で2年間妊娠できなかったら、不妊症ということになります。
妊娠したいのに、なかなか妊娠できない人の中には、なかなか不妊検査に踏み切れない人も多いと思います。

不妊検査は不妊治療と一体のものです。
ですから、不妊検査を受ける病院を選ぶ場合は、より慎重に選ぶ必要があります。不妊治療の技術はここ10年ほどで大きく進歩しています。そのため、不妊治療に積極的に取組んできている病院と、そうでない病院の不妊治療に対する技術は大きな開きがあります。

不妊治療に積極的に取りくんでいる病院・クリニックを選ぶ必要があります。ネットで調べたり、不妊系の雑誌に載っている不妊治療を扱っている病院を探して下さい。
さらに、不妊治療を専門にしている病院や、一般の産婦人科でも一般の診察と不妊の診察を独立した別部門にしている病院の方がいいかもしれません。
不妊治療で通う病院で、一般の妊婦とおなじ待合室ではすこし辛いかもしれません。

また、男性の不妊検査も必要です。
一般に女性の不妊検査よりも、男性の不妊検査のほうがはるかに簡単な検査で、また結果もわかりやすいことも多いようです。男性側の要因で妊娠できない、ということも多いですから、最初に不妊検査を受ける場合には、かならず男性も一緒に検査を受けるようにして下さい。

検査に対する技術的な理由もありますが、最初の検査に夫婦揃っていくことによって、不妊治療が夫婦二人の共同作業なのだという意識付けもできるでしょう。